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馬油について

馬油とは馬のたてがみや脂肪を煮て、不純物をろ過することで作る動物性油脂です。5~6世紀頃の中国の書物に馬油についての記載があり、古くから使われていたことがわかっています。日本に伝わったのは奈良時代と言われており、それ以来火傷や怪我の治療に使われてきました。近年では動物由来のスキンケア商品として、広く知られています。馬油の持つ美肌効果や馬油の種類について、詳しく見ていきましょう。

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ポイント1

馬油が持っている美肌効果とは?

馬油の強みは高い浸透力と保湿力にあります。お肌にしっかりなじみ、水分を保ってくれるのが大きな特徴です。どんな効果が期待できるのか、具体的に見ていきましょう。

・菌の侵入や繁殖を防ぐ
皮膚の表面に膜を作り、細菌の侵入を防いでくれます。肌内部の菌を封じ込めることで、ニキビの化膿を防ぐ作用も見込めるでしょう。

・血行を促進して美白に導く
血行を促進する効果があります。ターンオーバーを促し、健康的なお肌に導いてくれるでしょう。シミが薄くなり、透明感のあるお肌に近づくことができます。

・エイジングケアにも効果的
馬油をお肌に塗ると、皮膚の表面に油膜ができます。このことで空気が入り込めなくなり、酸化を抑制。お肌の炎症も抑えてくれるので、エイジングケアにもつながります。

ポイント2

基礎化粧品に配合される馬油の種類

基本的に馬油の種類は1種類だけです。市販の馬油には酸化を防ぐためのビタミンEや、獣臭さを消すための香料が含まれているものもあります。馬油そのものを選ぶときには純度が高いものを選ぶことが重要ですが、オールインワンジェルに含まれる馬油はそこまで記載していないこともあるでしょう。

ちなみに馬油のパイオニアと言われているのは「薬師堂」という会社。製造元である筑紫野物産研究所の作った馬油は、1988年に日本ではじめて厚生省(当時)からスキンケア商品の原料として許可されました。現在も純度100%の馬油を販売しています。製造過程では、液体として使われる上層の馬油、せっけんなどに使われる中層の馬油、白く固化した下層の馬油の3層に分離。それぞれ分けて使用されます。

ポイント3

人と脂肪酸のバランスが近いため浸透力が高い

馬油は人間の脂肪酸に近いバランスで構成されています。飽和脂肪酸は動物油に多く含まれる粘り気の強いタイプで、不飽和脂肪酸は植物油に多く含まれるサラサラしたタイプ。人間の皮脂も馬油も、飽和脂肪酸が4、不飽和脂肪酸6という割合になっているため、お肌になじみやすいのです。馬油そのものはベタベタしているように感じるかもしれませんが、お肌にのせると体温でサラサラになり、すっと浸透してくれます。

さらに馬油にはリノレン酸が含まれているのも特徴。これは細胞膜やホルモンの材料になる成分で、血行を促進してくれる作用も期待できます。お肌の乾燥やトラブル予防に役立つ、非常に重要な成分です。

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まとめ

女性

お肌の水分を保ちたい人には馬油がおすすめ

馬油の最大の特徴は、お肌になじみやすくしっかり保湿してくれること。馬油と人間の皮脂は構成バランスが似ているため、肌の環境を壊すことなく効果を補うことができます。お肌に無理なく浸透して水分を抱え込むため、乾燥肌で悩んでいる人にぴったりです。

ほかにも菌の侵入や繁殖を防ぐ効果、血行を促進してターンオーバーを正常化させる効果、お肌の酸化を抑える効果など、さまざまな働きが期待できます。馬油は馬の脂肪分から取れる動物性油脂なので、安心して使うことができるでしょう。オールインワンジェルに高いうるおい効果を求めている人は、馬油が含まれているかをチェックしてみてください。